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産業組織論は、ミクロ経済学の応用です。この著書を読むにあたり
ミクロ経済学はある程度知っておく必要があります。ミクロ経済学
の基礎については、ボリュームの関係でしょうが、詳しくは書かれ
ていません。この著書の特徴として、コラムに実際に起こったエピ
ソードを分かりやすく載せてあります。特に、戦後日本の経済の発
展の過程をS-C-Pパラダイムに当てはめると興味深く読み進めまら
れます。
産業組織論の二大学派の内、シカゴ学派を避けて、ハーバード学派
の体系で書かれています。
つまり、S-C-P(構造、行動、成果)パラダイムです。市場の構造、